小さい頃から、
人の目を気にして生きてきました。
見た目にも、ふるまいにも、
いつも”正解”を探していた気がします。
明るく見える性格の裏では、
「自分なんて価値がない」
「これでいいのかな」
そんなふうに、
心の中で自分を責め続けていました。
私は美容師として、
17年以上、のべ3万人以上の女性たちの
“美しさ”と向き合ってきました。
そのうちの14年間はニューヨークで過ごし、
多様な文化・価値観・生き方に触れながら
「本当の自分として生きる」人たちの
在り方を、現場で学び続けてきました。
アジア人としての外見に
コンプレックスを感じた時期もありました。
でも、違いを個性として捉える価値観に触れ、
少しずつ自分の“内側”と
向き合えるようになったのです。
自分の「繊細さ」や「生きづらさ」に
向き合えて身につけた知識の先に見えた景色
それは、
“わたし、悪くなかったんだ”
と思えたこと
心理学やコーチングを学ぶ中で、
感情との向き合い方、思考の整理、
人間関係の再構築など
少しずつ“心の整え方”が
わかるようになっていきました。
すると自然に、お客様との会話の中でも
私の体験を話すようになりました。
そう言ってくれる方が増えたのです。
「今日ここに来て、救われました」
「こんなことまで話せる美容室、初めてです」
「私、少しずつ自分が好きになれそうです」
髪を整えるだけじゃない、
“心に届く美容”が、こんなにも人を癒すのだと
改めて気づかされました。
今、美容の現場では
多くのプロフェッショナルたちが、
“見た目以上のもの”を求められています。
「なんだか心が疲れている人が多い」
「髪を整えるだけでは
満たされない空気を感じる」
そう感じたことはありませんか?
私は、
「心を整えることができる美容師」
こそ、
これからの時代に求められる存在だと
本気で信じています。
美容師という技術職に、
心理学・自己理解・感情の知識を融合させ
成長へと導く
“美と心の両方に寄り添える新しい
プロフェッショナル”です。
技術だけでは届かない、
クライアントの「本音」や「願い」に
寄り添う力。
外見と内面をつなげ、
“私って、これでよかったんだ”と
自分を好きになれるきっかけを届ける人
美容の現場から、
もっと心に寄り添える人が増えたら、
いじめも、自殺も、ルッキズムも減ると
私は本気で思っています。
そして、私と同じように、
「もっと人の役に立ちたい」
「美容を通して、人生に寄り添いたい」
そう願う同業者が、
仲間としてこの活動に参加してくれたら、
それはただのサービスを超えて、
未来を変えるムーブメントになる。
私は、そう信じています。
これからの時代をつくるのは、
あなたかもしれません。